ロジテック株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:葉田順治)は、PLC対応高速電力線イーサネットアダプタ LPLシリーズを平成18年12月より新発売する予定です。
PLCとはPower Line Communication(電力線搬送通信)の略称で、宅内配線の電力線を使用したイーサネット接続を提供する技術です。家庭やオフィスの電力線は電力を供給するものですが、PLC技術を使えば高速な通信回線として利用することが可能です。
PLCは欧州では既に実証実験を経て実用化されています。日本では平成18年9月13日の高速PLCに関する総務省発表をうけて、宅内でのPLCが認可される動きが高まっています。ロジテックでもLPL(Logitec Power Line communication)シリーズとしてPLC製品の研究と開発を行って参りましたが、年内製品化に向けて、いち早く実用化に成功しました。
PLCは宅内の電力線を利用しますので、新規のLAN工事は不要です。既存の電灯線のコンセントをそのまま利用することができ、PLC対応機器のACプラグをコンセントに差し込むだけで、簡単にネットワークの利用が可能となっています。(PLC対応機器と、既存のネットワーク機器間の接続は必要です。)ロジテックLPLシリーズは、伝送速度最大200Mbps(理論値)の通信速度を誇ります。無線LANの速度に物足りない場合でも、ご満足いただけるはずです。
平成18年10月3日より開催されるCEATEC JAPAN 2006では、製品化に際して技術協力を受けた「三菱マテリアル株式会社」のブース(5E88)に参考出品予定です。同社のブースでは、総務省・関東総合通信局から実験用高速電力線搬送通信設備の設置許可を取得しており、PLCモデムが実際に稼動しております。CEATEC JAPAN 2006に足をお運びの際は、ぜひロジテックLPLシリーズをご覧ください。
※今後もロジテックではPLC対応製品を展開してまいります。LPLシリーズにご期待ください。
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